こんにちは!サロン夫婦経営5年目のChauです
- Chau(ちゃう)
- 調理師資格取得→パン屋→洋菓子店→イタリアン→介護施設給食→お客様の反応を直接感じたくなり転職
- 大手リラクゼーションサロン10数年勤務→国際ライセンスCIBTAC取得→同業界夫とサロン開業5周年
- 開業して悩んでいる方の力になりたいと発信スタート
- 経験からおすすめのツール&活用法もご紹介
独立開業を決めてから気になるのは資金管理や会計業務ではないでしょうか
スムーズに経営を進めていくのに大切なのは、いかに準備ができるかです
「開業するってことは青色確定申告をしたほうが良いんだよね、となると帳簿付けをしなきゃいけないよね・・・」
「いったいどこで帳簿をつければいいんだろう・・・」
など、オープンするまでに準備すること、できることはたくさんありますが、お金に関する会計業務が見えてくると安心材料になりますね、ひとつひとつ準備していきましょう
開業までに必要なこと、決めておいたほうがいいお金関係のことってあるのかな?
たくさんあるけど、これを押さえておくと後々楽!っていうものを紹介するね!
開業までに出来ること お金・会計編
独立開業するのに避けて通れないのが資金管理と会計業務です
数字が苦手な方は最初拒否反応が出るかもしてませんが、最初はサラッと読んで他の記事を見ながら、やるぞっ!と心の準備ができたらまた読みに戻ってきてくださいね
事業用口座の開設
事業用の口座を開設しましょう、事業用とプライベートは分ける必要があります
おすすめはネット銀行2つ
普段ネット銀行を使っていない人は最初不安を感じるかもしれませんが、今の時代ネット銀行を使わないという選択肢はないと思います
使い始めると「なんでもっと早く使わなかったんだろう・・・」と感じます
両替銀行場所の確認
店舗を構えると現金の両替が必要になります、店舗を構える場所から、両替しやすい場所の確認をしておきましょう
chauの店舗の近くの両替銀行は三菱UFJ銀行で、両替すると新札が出てきます、ピンとしたお札をお客さんが喜んでくれるのでこちらも嬉しくなります◎
銀行によって両替えできる枚数が違ったりするので、両替えするタイミングなども話し合っておきましょう
会計ソフトの導入
事業をする上で確定申告は必須、節税効果の高い青色確定申告がおすすめですが、青色確定申告をするためには複式簿記での帳簿が必要です、そのためにも会計ソフトの導入は必須です
chauは開業当初有名どころの弥生会計を使っていたのですが、途中から会計事務所に帳簿付けをお願いするようになり、会計事務所の使用ソフトであるマネーフォワードに変更
どちらもとても使いやすくとても優秀なソフトです
月間売上管理表・年間売上管理表・シフト表
月間売上管理表・年間売上管理表・シフト表?・・・・・・そんなのいるの?
面倒に感じるかもしれないけれど、作っておいてよかった!と感じる事がたくさんあるよ◎
なぜ必要?
月間や年間の売上の管理は会計ソフトや、大手集客サイトの管理画面でも確認できますが、自分達のお店に必要なデータを集めたオリジナルの表は、これからの経営計画をたてる基盤になってくれます
日毎の売上を追うことも大切ですが、月、半年、年単位で数字を管理して追いかけていくことが、結果的に一緒に働いてくれる仲間や、お客さんが通う環境を守ることに繋がります
【シフト表の作成の利点】
・保育園や預かり保育、放課後事業への提出時に役立つ
・一緒に働く仲間の働き方の希望や管理を潤滑にしてくれる
・データ分析時の稼働率確認
Googleスプレットシートや、エクセルでの管理がおすすめ◎需要があれば投稿していきます
店舗予約表、現金残高管理表の作成、印刷
出来る限りペーパーレスで管理したいところですが、まだ紙の方が管理しやすいのが予約表と現金残高管理表です
人間なのでミスは誰でもあります、そこでミスの予防や確認に紙ベースがあると視覚化しやすく”誰でもできる”を可能にしてくれます
この辺は今までいた店舗の管理方法が管理しやすいと思うので、参考にしながら準備しておきましょう
レシート管理方法の確率
レシートの管理方法は色々あって、あれこれ試してみたのですが、chauのおすすめはジャバラでガバっと広げられる12ヶ月入れられるファイル◎
お好みのもので良いのですが、個人的には12ヶ月+年間で管理する医療費や家事按分の光熱費の資料を入れられるものが便利です、放り込みやすく、まとめやすいものを探しましょう
出来れば日にち順に領収書やレシートを入れると入力が楽になりますが、最悪月ごとに放り込めていればOK、溜め込みすぎずに会計業務に活かしましょう
損益分岐点の確認
家賃や必要経費などの合計を計算して、いったいいくら売上を上げれば利益がでるのか計算しておきます
そんえきぶんきてん?
はてなが浮かぶと思うけど、いくら売り上げるとマイナスにならないのかを把握しておくことが開業間もない時期は特に大切になってくるよ
損益分岐点とは
収益分岐点とは、売上と総費用(固定費+変動費)が等しくなる点のこと、この点を超えると利益が出始めるよ!という基準です
具体例で考えてみよう
下のような条件のサロンを想定してみましょう
- 固定費(家賃、設備リース等)→月20万円
- 変動費(施術用品、光熱費等)→1回の施術につき1,000円
- 施術料金:→1回5,000円
ここから計算して出していきます
損益分岐点の計算
- 1回の施術あたりの利益を計算→5,000円 – 1,000円 = 4,000円
- 固定費を利益で割る→200,000円 ÷ 4,000円 = 50回
この計算から、月に50回の施術を実行すれば利益分岐点に達することが分かりますね◎
夫婦経営の場合の注意点
- 人件費の扱い
- 夫婦の給与を固定費として埋めるか、利益から考えるか決める必要があります
- 例: 各自20万円の給与を固定費に含めると、固定費は60万円になり、収益分岐点は150回の施術に上昇します
- 労働時間の配分
- 2人で分担することで、より多くの施術を受け入れられる可能性があります
- 例: 1日8時間の営業で、1人1時間の施術を行うと、2人で最大16回の施術が可能です
- 役割分担
- どちらかが施術に専念し、もう一方が経営管理や集客を担当するなど、効率的な運営を考える必要があります
利益を上げるための戦略
- 客単価を上げる
- オプションメニューの追加、季節のキャンペーンコースやオプションの限定コースなど
- 商品販売の強化、お店で売る店販商品
- 固定費の削減
- 不要な経費の見直し、ネットなど見直して乗り換えるだけで固定費削減になります
- 効率的な設備投資
- 集客力の向上
- リピーター獲得のためのメニュー構成
- 口コミ促進→口コミしてもらうと店販プレゼントや、施術サービスなどまずは口コミ数を稼ぐ
- 施術効率化
- 準備や後片付けの時間短縮→導線を確認して効率化しておきましょう
- 予約システムの最適化→ネット予約やチャット予約など、電話に出る回数を減らせるとお客さんの満足度がアップ
夫婦経営のリラクゼーションサロンでは、固定費を抑えながら、2人の強みを活かした効率運営を行うことで、より低い利益分岐点を実現して、安定した経営を目指すことができます
まとめ
会計業務も下準備をオープン日までにしておくと、オープン後のバタバタする時期もスムーズに運営していけます、書類系はデータで十分管理できるものと紙でないと管理しづらいものがあるので、その辺も話し合いながら決めていきましょう
やることがたくさんあるように感じるかもしれないけど一つ一つ進んでいこう!応援しているよ◎
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